初めてあなたの音が世界に響いた時から
瞬きのように過ぎたこの月日よ
大きく伸びた背丈と迷いを秘めた心で
他の誰でもないあなたになるんだ
さあ 時は今満ちた 走り出せばいい
誰もがまだ見ぬ未知をゆけ
震える心の奥で眠ってる
あなたの命の光を見せて
言葉にならないあなたの叫びが
どこまでも響き渡るようにゆけ
そしていつの日にかあなたも気付くのでしょう
積み重さねてきた痛みの理由に
恋い焦がれていた自由や誰かの優しさだけで
あなたが強くなれるわけじゃないんだ
さあ 戸惑いながらも 間違いながらも
誰もがまだ見ぬ未知をゆけ
滲んだその血も胸の高鳴りも
あなたの命の光に変えて
願いや祈りをつなぎ合わせて
さあ 暗闇に差す灯りになってゆけ
悔しさに自分自身を忘れてしまいそうになっても
悲しみの海に溺れて息ができなくなってしまっても
いいんだ
どうか覚えていてよ
いつかまた歩き出せる
どうか忘れないでよ
世界はあなたの光でできている